2015年6月17日
ズッキーニ、サイズ別オススメの食べ方★
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お店に続々とズッキーニが出揃ってきています!
きゅうりに似ている、ズッキーニ。実は「かぼちゃ」の仲間なんです!
「ペポカボチャ」というかぼちゃ完熟するのを待たずに、若いうちに収穫したものをズッキーニといいます。
だから、こんな風に地を這うように、生えてくるんですよ♪
ズッキーニは、サイズによって食感おいしさが変わるので、その特徴を活かしてお料理すると、さらにおいしく召し上がれます☆
<サイズ別オススメの食べ方>
【小さい~20cmくらいまでのもの】
油で炒めるor揚げるのがオススメ。
皮が柔らかいので食感が残る程度に油を通すのがベスト!とくに小さいものは素揚げすると、食感を楽しめます♪
小さいものほどエグミが無くて生食でいけます。軽く塩もみしてサラダにどうぞ。
【20cm以上の大きなもの】
煮込み物に向きます。熟した実の部分はやわらかくしんなりして馴染みます。
一般的にはトマトに込みのような、ソースの味がしっかりしているものとよく合います☆
<直売所の農家さんはズッキーニづくりの大ベテラン!>
奈良県宇陀市の農家さんを代表に、直売所にズッキーニを出してる方は、ズッキーニ作りのベテランの方々が多いです。
均一でまっすぐなズッキーニを作るのは、実は難しいんです!
ちょっと専門的な話になりますが、品質のよいズッキーニを作るには、「受粉」がポイントになります。
上手に受粉が行われないと「お尻が太った」ズッキーニに・・・。
なので、一つ一つ手作業で受粉作業を行っています。
さらに重要なのが「受粉時間」。
ズッキーニの実は根元付近から上に向かって伸びています。花も上を向いているため、雨や夜露がたまりやすい性質になっています。露がたまると当然受粉しにくくなります。
そこで、晴れた日の次の朝、4時~6時の間に受粉作業をしているんです!
またズッキーニは、かぼちゃ特有の病気にかかりやすいという性質もあります。
特に梅雨は病気が蔓延しやすい時期で一夜で全滅ということも(><)
そのため、近くにはかぼちゃを植えない、余計な葉っぱをできるだけ取って風通しを良くする、などの対策も丁寧にされています。
これだけ手間暇がかかっているんですね!
そんなズッキーニ、いろいろな食べ方でぜひお試しください♪