類農園のいま
栽培現場の「いま」をお届け
今年から挑戦するたんぼで二年三作!
今年から挑戦するたんぼで二年三作!
第一弾は、大豆!
いよいよ12月から収穫です。
そして、第二弾の、小麦を栽培開始しました!
小麦は、本当にいろんな料理に使われています。
たとえば、麺類、パン、そして餃子の生地など…。おそらくよく口にする食べ物が多いと思います。
1960年代に小麦を食べていた人を100%とすると、現代は160%の数字となるのです!
ですが、小麦も大豆と同じようにほとんど輸入に頼っていて、物価もどんどん上昇中…。
といった状況を受け、大豆だけではなく、小麦も作ろう!と立ち上がりました!!
11月から播種が始まり、約10日前後で発芽しております。
そして、1月には非常に重要な作業、麦踏みがあります。
この麦踏みは、麦の収穫量を大きく左右する分げつ期(種子から出た茎の根元から新しい茎が出てくること)に実施する必要があります。
麦踏みは、秋播きの麦類が発芽した後に、足で踏みつける作業 。
伝統的には土が乾いた状態で作業者がカニの横歩きのように畝を足で踏みつけていく作業なんです。
そうすることで、寒さや、乾燥に強くなり、根の成長が促進されます。
「麦は肥で取る、米は土で取る」と昔から言われるように、よい麦をたくさん収穫するには、肥料のやり方がとても重要で、またお米と違い畑作なので田んぼをしっかり乾かす必要もあります。
来年6月初旬の刈り取りまで米作りの準備とともに、気の抜けない日々が続きます。
豊が稔りの麦秋を迎えられるよう頑張っていきます!