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有機(オーガニック)農業を通じて 持続可能な「循環型社会」を実現する

SDGsと有機農業

類農園は、1999年の設立以来、約20年にわたり「自然に学び、いのちを育てる。」をモットーに「農薬や化学肥料に頼らない栽培」を実践してきました。そして、2017年に「有機JAS認証」を取得しています。

現在、農業分野においては、100年余りで急成長を遂げてきた近代農業のあり方が、気候変動、森林破壊、土壌劣化、水不足、生物の絶滅、土壌・水・大気汚染など、様々な環境問題の要因となっており、社会問題の一つとして議論されています。

私たちが取り組んでいる有機農業は、「おいしい・安全な作物」を作るだけでなく、農業生産による環境への負荷を出来る限り低減し、環境や多様性に富む生き物との調和を大切にする農業です。

したがって、この有機農業がいま世界中で取り組みが進んでいるSDGs(持続可能な開発目標)へ貢献できると考えています。

類農園の有機農業への取り組み

雑草を生えさせない仕組みとは?

有機農業においては、農薬に頼らず栽培していますが、その中で一番大変なのが「雑草」対策です。
類農園では、太陽熱を利用した「熱消毒」を利用することで「雑草を生えさせない」土壌づくりをしています。
ハウス内に種をまく前、畑にシートを張り巡らせ密閉します。太陽熱で地熱が上昇することで地中の雑草の種や病原菌は死滅します。

太陽熱で暑くなったハウスの地温は45〜60℃前後になります。
有用な微生物は死滅させないように熱消毒の期間や温度管理を行っています。

植物の力を活かした虫を寄せ付けない仕組み

大根や人参などの根菜類は、土中にいる線虫の被害が出ると、表面はボコボコになってしまいます。そこで、植物の作用を上手くしてこの虫を寄せ付けない仕組みを取り入れています。

根菜を植える前には「ソルゴ」という植物を植えます。このソルゴには、土中の虫が嫌う成分が入っています。これを育てて、最後に土中に混ぜ込むことで、土中の虫が寄ってこなくなります。

ソルゴ

資源を循環させる仕組み

類農園では化学肥料に頼らず、類農園直売所の店頭精米からでる“米ぬか”や、地元のお醤油屋さんから譲り受ける“醤油かす”を発酵させた植物由来の自家製の「ぼかし肥料」を使っています。(動物性肥料は不使用)

天然資源を活用することで、土壌や河川、地下水、海洋の汚染の制御や、生き物の多様性保全効果が高まると言われています。

また、このように地域の資源を循環させることにより、「持続可能な循環型社会の実現」へも繋がっていっています。

そういった様々な可能性を秘めた類農園のお野菜。ぜひ、店頭でお手に取ってみてください。

「有機(オーガニック)JAS認定」とは?

農林水産省が定めた品質基準に合格した農作物。国内の耕地面積における有機の畑の割合は約0.27%(※)

●種まき又は植え付けする2年以上前から、田畑の土に禁止された農薬や化学肥料を使用していない。
●栽培中も禁止された農薬や化学肥料を使用しない。
●有機質の肥料についても、その原料まで遡って安全性がチェックされる。
●遺伝子組み換え由来の種を使用しない。

このマークが目印です。「有機登録認定機関」で認証を受けている証です。

※令和2年4月1日現在。資料:農林水産省HP 「国内における有機ほ場面積」

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